3.7.07

隙間を作る仕事の仕方


社長日記 - livedoor Blog 共通テーマ

ここのところ、「この仕事はもう卒業だなぁ」と思うお仕事を、
若手のライターさんやカメラマンさんにご紹介してしまい、
自分の会社としての仕事を減らすようにしている。

起業1年目はがむしゃらで、1円でももらさず拾う、
という仕事の仕方をしていたのだけれど、
それは違うな、と2年目から深く感じるようになってきた。
会社で受ける価値のあるお仕事はもちろん増やしていきたい。
けれど、会社で受ける価値のないお仕事は、個人の若い方に
ご紹介して、業界を活性化するほうが大切だなと思うように。

会社にとっては価値のないお仕事でも、若手のフリーの方には、
とっても価値のあるものだったり、経験になるものだったり、
することもあるから。

これはうちの直角会計士さんからのアドバイス、
「クオリティのないクライアントを失うことを恐れるな」
という教訓を肝に銘じているからでもある。

人間パツパツのときには、それ以上のものは入ってこない。
もうずいぶん前の話になるが、会社員をしていて、
会社に不満を持っていて、働きながら転職先を探していた私は、
なかなかいい職を見つけることができなかった。
そのときの仕事で手一杯だったというのもある。

ある日、もうどうにも我慢できなくなり、
次の仕事は見つかっていないけれど、バイトしながら、
ちょっとのんびりしよう、と退職を決めた。
すると、退職を決めた日に、アルバイトがきまり、
アルバイトを始めた日に、新しい仕事のオファーがきた。

新しい仕事は、サラリーが以前の1.5倍、
楽しさ10倍、なによりも学べることがあったのがよかった。

なにかを手放して隙間を作っておくことで、
得られるものもある、というのは、
私にとっては、実体験として説得力があるのでした。


↓気に入っていただけたら、ぜひクリックを♪
バナー2

↓こちらもぜひ♪
にほんブログ村 経営ブログ 女性社長へ




3 件のコメント:

  1. りょうこ4/7/07 07:54

    こんにちは。
    私も似た様な事を考えた事があります。
    以前勤めていた会社での事です。
    新入社員の時に目指していた部署は人気
    でしばらく実績を作る必要が有ったのですが、
    数年後実際に希望の部署でお仕事をする
    ようになり、そのお仕事にも慣れるともう良いかな?って。改革を好まない上司への不満も出てきて、それならば私が次のステップに移動する事で、このお仕事を楽しくまた違った視点で活性化してくれる後輩に任せたほうが皆が
    より幸せになれると思って決めました。

    海外では短いスパンで皆どんどんキャリアアップをしていますよね。馴れ合い&永久精神の濃い日本的な考え方をちょっと外すととてもスムーズに事が進むって事もあると私は思います。
    加減がこれまたなかなか難しいですが。

    返信削除
  2. Kyoさん、おはようございます。

    コップの水や、二頭を追う者一頭をも得ずの原理ですよね。
    人間の時間は24時間、平等ですものね。
    後、精神的な余裕が運をひきつける気もします。
    それには、納得のいく選択が必要ですよね。。

    では、また。

    返信削除
  3. > りょうこさん
    前にバレエダンサーの須藤康之さんにインタビューしたときに、彼も同じようなことを言っていましたよ。
    「自分が今いる場所を、若手に譲ることで、バレエそのものが活性化するし、ベテランダンサーには、ベテランダンサーにしかできないことがある」って。
    若いのにしっかりした方だな~と感心しました。

    私もただいま「中年の危機」真っ最中ですが、潔い引き方を考えないとな、と思うことあります。

    > megu さん
    精神的な余裕が引き寄せるもの、大きいですよね。
    自分がパツパツのときには、「え、それで本題は?」と思わず人をせっついてしまうものですが、心に余裕ができると、相手の言うことにもちゃんと耳を傾けられるし。
    そうすることで、パツパツのときに見えなかった、人の美しい部分が見えてきたりして、それは結局自分の身になるんだよな~、と思ったりします。

    余裕が大切ですよね、余裕が。

    返信削除

お気軽にコメントをお残しください。

Please feel free to leave your comment.