10.12.06

金の成る木

英語に「グリーン・フィンガー」という表現があります。
「草木を育てるのが上手な人」とか
「園芸上手な人」という意味です。

人に誇れるような特技とか取り柄とか
コレといってない私ですが、
唯一自信を持って言えるのが、
「グリーン・フィンガー」かもしれません。

ことのきっかけは、いとうせいこう氏の
「ボタニカル・ライフ」です。
このエッセイを読んで、
すっかりベランダ園芸、とくにハーブ栽培に
ハマってしまい、ありとあらゆるハーブを
種からベランダや窓際で育ててきました。

これはあんまり誇れたことじゃないのですが、
私の場合、困るのは、最後に面倒がみきれないくらい
ほんとうにジャングルのように
育ってしまうところにあります。
したがって、最後には人に譲ってしまったり、
また最終手段としては「捨てる」という
結果におちいることもしばしば・・・。
それで、ここ最近は、食べられないもの以外は、
育てない、というポリシーでいます。

とはいいながら、数日前に、
うちの窓際に金の成る木がやって来ました。
もともとは、友人がオフィスに遊びに来たときに、
おみやげに、と持ってきてくれたものです。

小さな鉢のなかに、なんと5本も、
金の成る木の苗がぎゅうぎゅうと
植えられている、いわゆる鉢植えです。

私たちのオフィスには窓がないので、
大丈夫かなあと思っていましたが、
案の定、5本のうちの3本が
あやしくなってきました。
だいたい、この狭いスペースに
5本というのが無理があるのです。

「間引きをするときは思い切って」
というのが、私がハーブを育ててきて
学んだことです。
半端に間引きしてはいけません。
思い切って、元気なものを残すために、
弱いモノは淘汰されていく
必要があるのです。
ここでためらうと、すべてダメになる
という最悪の事態も考えられます。

そこで、元気な2本を残して、
思い切って、3本を抜きました。
3本のうちの2本はゴミ箱にしてましたが、
1本だけは、なんとなく捨てきれず、
うちに持って帰ってきて、
窓際で水栽培しているのです。

いきなり土に埋めなかったのは、
間引いた際に、かなり根っこに
傷をつけてしまったので、
ひとまずちょっと元気になるまで、
水でやってみようかと、そのくらいの思いつきです。

もう、新しい芽は出てこないかなあ、
と思っていたのですが、今日見たら、
芽を出す準備をしている気配がありました。
節が増えているのです!
この節の切れ目から、新しい芽は出てくるので、
ちょっと期待して見守りたいと思います。

うまくいったら、またご報告しますね。
がんばれ、金の成る木。

★今日の一枚★
金の成る木













これが我が家の金の成る木です。
葉っぱの下に、新しい節が見えてきました。


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2 件のコメント:

  1. うちも、金の成る木だけは、
    元気に育っています。

    高さ1メートル20、
    幅も1メートル以上はありそうであります。

    もちろん、鉢植えです。

    肝心のお金は、なかなか育ってくれないのですが…ね。

    返信削除
  2. トニーさん、コメントありがとうございます!
    鉢植えでそのサイズとは、かなり大きいですね。
    「金の成る木」って名前が名前だけに、
    枯らしてはいけない、
    という使命感がみなぎりますね(笑)。

    返信削除

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